紫外線吸収法(オゾンの測定)

O3(オゾン)は254nmの紫外線に対して強い吸収を示します。
測定セル内を通過するO3ガスによって吸収された光量と透過した光量には比例関係があり、ランバート・ベールの法則に従いオゾン濃度を求めることができます。

また、サンプルガス中に干渉成分が共存した場合を考慮し、サンプルガス中のO3ガスのみをO3分解器により除去した干渉成分による吸収を測定し除去することにより、正確なO3濃度を求めることができます。



非分散型赤外線分析法(NDIR法)(一酸化炭素、二酸化炭素の測定)

CO(一酸化炭素)の赤外線吸収領域は4.7μ付近にあります。
測定セル内を通過するCOガスによって吸収された光は、ランバート・ベールの法則に従い、サンプル中のCO濃度に比例します。これにより濃度を求めることができます。

CO2(二酸化炭素)では赤外線の吸収が4.5μ付近にあり、同様の測定システムにより濃度を求めることができます。



化学発光法

NO(一酸化窒素)がオゾンにより酸化されNO2(二酸化窒素)に変化する際、励起状態のNO2となり、この励起状態のNO2が基底状態へ戻るときに光を放出します。この光の強度はNOの濃度に比例しているため、NO濃度を求めることができます。

大気測定などでは、一般的にNOx(窒素酸化物)の形で存在するため、サンプルをコンバータに通じ全量をNOに変換し測定することで、NOx濃度を求めることができます。
したがって、この2つの測定結果から、NO2としての濃度を求めることができます。



紫外線蛍光法

SO2(二酸化硫黄)は200~240nmの間に強い吸収を示します。この光を吸収したSO2は、蛍光(300~400nm)を発し元の基底状態に戻るため、この蛍光を測定することでSO2の濃度を求めることが出来ます。測定の妨げとなる炭化水素は、除去器により取り除かれます。

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