
BODが最短2分で連続測定可能
今まで難しかったBOD分析がS::CANで実現可能に。
一般的なBOD(生物化学的酸素要求量)の分析方法は、20℃で 5 日間放置し、生物による消費した酸素量を測定します。5日間と時間が掛 かるうえ、連続測定に向く測定方式ではありません。排水処理では5 日も待てないという課題がありました。
今までにない約250点の吸光度測定、校正も簡単。
今までにない約250点の吸光度測定によって、SS分や化学物質(250nm 以外の吸光度)でも測定が可能となります。 校正方法もサンプル採取時にメモリーさせ、公定分析の結果が出てきた際に入力すればあとはボタン 1 つで校正が出来ます。複数の校 正点も入力・記録が可能なため、季節毎の校正も可能となります。
SS・付着物・化学物質など多様な水質下で測定可能

設置場所 | 排水処理施設 |
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水質特長 | 現場(地下)からの排水(処理水) |
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設置場所 | ごみ処理場 |
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水質特長 | ごみからの排水(処理水) |
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設置場所 | 化学系工場 |
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水質特長 | 化学物質を含む排水(原水) |
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測定部と表示部を豊富にラインナップ 目的別に最適な組合せを選択可能
測定部の特長
- ■ 1台でも多項目測定が可能
- ■ 全て浸漬式で設置場所を選ばない
- ■ フローセルを使用したサンプリング方式も可能
測定部の特長
- ■ デジタルメモリ・出力かアナログ出力の2種類から選択可能
- ■ 1台で最大64項目の複数項目管理が可能
- ■ アナログ入力により他社の製品も表示可能
納入までの流れ
納入実績・納入分野・納入事例
民間排水納入事例
背景
- ・ 排水施設の老朽化により更新を検討
- ・ 製造ラインと生活排水(トイレ・食堂等)が混在し原水負荷変動が大きい
- ・ 同時に処理水監視も行いたい
- ・ ポンプや電磁弁の監視も同時に行いたい
- ・ 施設管理の作業を減らしたい
- ・ 将来を見据え集中管理をLAN等に変更したい
選定理由
- ・ 現地試験結果による測定精度
- ・ 原水・処理水・ポンプ等の同時監視が可能
- ・ LAN監理への変更が容易
- ・ 取り扱い方法及びメンテナンスが容易
原水と処理水を2台で測定し、1台の表示器に集約しました。更にポンプ関係の稼働状況も表示させています。
社内LANに接続することで事務所のPCで集中監視や設定変更・校正値入力の変更も行えるようになりました。
現在では社内LANのため、本社でも常時確認ができるようになっています。
上水納入事例
背景
- ・ 原水水質のアンモニア性窒素の濃度異常が発生
- ・ 塩素注入量が増加し、異臭が発生
- ・ 早い段階で検知し、水質トラブルを回避
- ・ 計測機器の更新時期だったため、アンモニア性窒素だけでなく、TOC・濁度・色度も検討。
選定理由
- ・ 現地試験結果による測定精度
- ・ 設置方法が容易
- ・ メンテンスが容易
- ・ クラウド監視への切り替えが容易
- ・ テレメータ更新費・維持費の低減
異常発生時に、アンモニア性窒素よりも
TOCとUV254nm吸光度が約20分早く検知されました。