荏原実業計測器・医療本部 計測器営業部は、殺菌、脱臭や酸化効果に優れた特性を持つオゾンの有用性にいち早く着目し、1976年から他社に先駆けて、オゾン利用に不可欠な「濃度計」や「制御システム」を開発しました。現在、上下水道の高度処理や半導体製造設備などに広く利用され、国内ではトップシェアを誇っています。また、近年では各種医療・福祉施設などにおける院内感染防止用として、「オゾン衛生保管庫」など、オゾンの応用技術の開発にも積極的に取り組んでいます。
計測器・医療本部 計測器営業部ではオゾンの実用分野での活用に大きく貢献しています。
さらに、オゾン関連分野においては自社の研究開発だけでなく、大学などの外部研究機関と共同で「高能率オゾン発生装置」の開発や、「オゾン殺菌プロセス」等の研究を積極的に推進しています。また、将来の製品開発に向けて、当社の川崎研究所では「次世代オゾン測定方法」の開発や既存製品の高性能化、「医療用滅菌システム」をはじめとする医療・福祉分野の環境整備に役立つ製品の研究開発にも取り組んでいます。