オゾンの危険性についてご紹介します。
人体に悪影響を及ぼすことはあるのですか?」という質問をよく受けます。
濃度が重要であり、オゾン濃度が低ければ問題はありません。
しかし、濃度があがればあがるほど危険性も増加します。
一般的に言われているオゾン濃度と人体への影響を下記に示します。
0.01~0.02[ppm]:オゾンの臭気を感じる
0.1[ppm] :正常者にとって不快に感じる
1.0~2.0[ppm] :疲労感、頭重
5~10[ppm] :呼吸困難、肺うっ血、脈拍増加
50[ppm] :一時間で生命の危機
1,000[ppm]以上:数分間で死亡
以上のようにオゾンの急性中毒の症状として、鼻炎、咳そう刺激、気道乾燥、頭痛、めまい、吐き気等、ひどい場合には肺水種や肺出血を招き、最悪の場合、死亡する可能性もあります。
オゾンは臭いがあるから、漏れればすぐ分かると言う人がいますが、徐々にオゾンが漏れていった場合、その場に長時間滞在していると人間の鼻がオゾンに慣れてしまい漏れていることに気付かないこともあります。
このような事故を防ぐためにオゾン漏れを監視するモニタを設置し、事前に事故を防ぎましょう。